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「恋空」に見立てるプラトニック的な恋愛小説

ケータイ小説のブームを巻き起こした「恋空~切ない恋物語~」。今日は、本屋さんで2冊の本が並べられているのを見た。一先ず、映画を観てから、後で小説も読んで、自分なりに心ゆくまで堪能してみようと、前段として、「恋空」を鑑賞して来ました。

「ケータイ小説」とは、どこかで聞いたことがあるような半信半疑で、殆ど無関心でいた私。この「恋空」という映画に興味を持ち始めたことを皮切りに、自伝的小説の素晴らしさを知ることが出来、まだまだ自分の感性の疎さに、人の気持ちを素直に受け容れ、感動できる心をしっかりと養っていかなければならないことの大切さを教えられました。
しかも、書著は素人で、自らの自伝的小説であり、中高生を中心に1,200万人という驚異的な読者獲得できたことは驚きでした。波乱万丈な青春時代に愛を育めることの大切さを知り、自分の鏡として映し出される友達・恋人との出会いからプラトニック的な恋愛を描けることが出来れば、今ここに生きている間に、「自分の成すべきものは何か」を掴み取れ、限りある人生を有意義に過ごしていけるのではないかと、自分自身に矢印を傾けました。

美嘉(新垣結衣)とイケメンのヒロ(三浦春馬)とひょんなことから物語が始まります。それは、互いに数々の悲劇を生み出しながらも、一生絆の深い恋愛に育まれていきます。入学したばかりの高校一年生、お互いにまだまだ中学生のあとげなさが鑑みれるようなシチュエーションが漂います。青春を謳歌しながら、反抗期から大人へと進化を遂げる大切な時期。そこには、ゆくゆくは、立派な社会人として巣立つ為の様々な試練に出くわし、悔しい・悲しい中から大きな感動が大きな空へ羽ばたく・・・・・・。

交際して半年後、美嘉(新垣結衣)とヒロ(三浦春馬)の間に出来た新しい命が宿る。その後、悲劇はクリスマスイブに。翌年の春、ヒロ(三浦春馬)から突然の別れを告げられ、残酷でその場限りのヤンチャな高校生にしか映りませんでいた。ところが、本当は心が優しい好青年であることを癌と闘う彼の入院生活で知る。日頃の自分から相手への思い込みは確かなものでは無く、自ら未熟さを感じ取り、絶えず相手を思いやる心が育まれ、人間として大我の心を培えることのヒントをくれたように感じました。

お互いの愛を確かめ合いながら、「二人で人生を育んで行こう」というような、絆を深めて、遂にヒロ(三浦春馬)は大きな空へと羽ばたいて逝く。
美嘉(新垣結衣)は、ヒロ(三浦春馬)を「恋空」に見立て、「彼がいつも温かく見守ってくれているから、私も一生懸命頑張るぞ!」というような自立心的な心の中に、ヒロがの心の中で、美嘉の心の中で大きく巣立っていくような、そこには男女の垣根を越えたプラトニック的な恋愛ストーリを描くことが出来ました。



映画『恋空』公式ホームページ

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