臨場感漂う捨て身のアクション、ランボ-に注目。
「ランボー最後の戦場」を鑑賞して来ました。
ランボーというキーワードで、シルベスター・スタローンが即座に脳裏に浮かぶ。。。
事前に文庫本を読んでいましたが、ロッキーファイナルも同様、映画と文庫本との融合性があって、渾身の臨場感に納得出来るようなところが、とても良いですね。。
その土台は、おそらく自ら製作・脚本・主演の乗り出すところにあるんじゃないかと思っています。
よくある先例として、予め上映目的では無く、某著者の本がベストセラーになって、放映権若しくは上映権を得た某テレビ局が、営利目的で作られた作品には、疑問を呈するところがあり、必ずしも映画でその原作となった著書の素晴らしさが半減してしまうことが少なくないと思う昨今。。
大枠で捉えると日本の映画は、崩落の危機に直面する時が来るのかな・・・と、不満と不安の双方が蠢動するような面持ちになる中、シルベスター・スタローンの作品には、一躍を担うような紡ぎ出しに、大いに支持していきたいです。
「ランボー最後の戦場」の舞台は、軍事政権の暴挙に世界から注目を集めるミャンマー。
昨今では、サイクロン被害に対し、国を挙げて復興作業に着手されていると報じられている中、強制的に被災地に帰した住民らを徴用して作業に当たらせるといわれ、国際社会からは、非難の声が上がっていることも思い馳せられる日々。。。
しかし、現実は軍の迫撃・殺戮によって、カレン族などの少数民族の悲痛な叫びは、いたってもいられなくなるような惨たらしい場面を体感することでしょう。。
悪として軍と統括する大佐の演技力も中々のもの。。正義の味方ランボーが勧善懲悪的な主人公を演じきるには、この映画の重要なキーマンであることもつくづく感じさせられます。
具体的には、誇大妄想狂というか、自己顕示欲が強すぎるというか、自らの行いを正当化するような尋常ではいられ無くなるような雰囲気に、心臓を抉り取られるような感触に陥ってしまいましたね。。(悲痛な叫びの場面には、スクリーンから目を背けたくなるような場面にも・・・)
より多くの人達が世界平和を願う中、悪の枢軸といわれる悲惨な国・地域の現実を目の辺りして、どのように向き合ってゆけば良いのか?鑑みる貴重な作品の一つでもあると思いました。。
主役ランボーの捨て身のアクションも必見です。。。
昨今の映画では、CGやVFXを多用する中、現実と乖離しているような中途半端で今一つ臨場感を掴み取れないことも度々感じながら、今回の希少作品として、ほぼ全てが実写ベースの渾身のアクションには、目と瞠るものがありました。。
ボランティア団体或いは、傭兵達との地獄のジャングルへ船旅に出向き、軍政権下の海賊達に出くわすシークエンスを皮切りに、切迫感が漂い、一緒に同行しているような恐怖感に包まれてしまったことに、本物のドキュメンタリー映像を観ているようで、臨場感そのものって感じてしたね。
その後は、観て(読んで)からのお楽しみって感じです。。
生涯を正義として貫く中に「最後の戦場」のタイトル文字を心の中に強く刻みこまれる感じで、臨場感漂う捨て身のアクション、ランボーに注目です。
公式サイト:「ランボ-最後の戦場」





